みんな一緒にごろごろ

こんにちは、副住職です。

最近、小学校四年生の長男と小学校二年生の次女から「二段ベッドを買ってほしい」とせがまれています。

子どもたちは中学二年生の長女を合わせて三人兄弟なのですが、私を合わせて4人、六畳間でいっしょに寝ています。

子どもたちが生まれてからずっと、布団を3枚並べて敷いて、そこで寝ているのですが、みんなそれぞれ寝相が悪くて、ごろごろゴロゴロしていました。
ちょっと前まではまだまだみんな小さかったので、なんだかんだと余裕で4人並んで寝られていたのですが、この二年くらいで子どもたちの背がにょきにょきと伸びて大きくなってきたのですね。
そうすると寝るスペースの奪い合いになるわけですが、当然のごとく、私が端っこに追いやられてしまうわけで、今は子どもたちがそれぞれ1枚ずつ布団を使っていて、私は布団の端っこ、3人の足元のスペースに小っちゃくなって寝ています。

そして子どもたちは夜中にお互いの顔やおしりを蹴っとばしあいながら寝ているわけです。

足元に寝ている私は一番の被害者だと思うのですが、意外にそういうのは気にならないタイプでして、たとえ蹴られても一瞬「うっ!?」となるだけで、また寝られてしまいます。

ところが子どもたちはそうはいかないらしく、朝起きるとやれ「布団をとられた」だの「顔を蹴られた」だのとケンカをしています。
そんなわけで子どもたちは二段ベッドを熱望しているのですが、どうも気が進まないのです。

みんなで雑魚寝をしているような状況が好きなんですよね。

ごろごろして蹴ったりぶたれたりしながら、う~んう~んとなりながら、そんなふうにいっしょに寝ているのが好きだし、夜中にふっと目が覚めたとき、子どもたちそれぞれがひどい寝相で寝ているのを見るとなんだか癒やされるのです。

ですが、子どもたちはそろそろ限界ですかね。
二段ベッド、そろそろ考え時かもしれません。

 江東区扇橋にあるお寺
 浄土真宗本願寺派 西岸寺(さいがんじ)