明日は明日の風が吹く

こんにちは、副住職です。

もう個人的にはライフワークとなってしまいそうな勢いの、圧迫骨折について続報です。

とはいっても、今後しばらくの治療方針が決まりましたので、まずは第一幕はこれにて終演といった感じです。

今までの検査結果からは骨折の原因が分からず、これからの治療にしても手術をするにしても方針を決めかねていました。

今回は総合診療科での診察ということで、ちょっと違った方向から診察していただくということでした。

でも、けっきょくのところ、総合診療科とはあまり関係ないところで結論が出てしまいました。

今までそれこそいろいろな検査をやってきた中で、骨密度の検査もやっていて問題ない結果を得ていましたが、あくまで簡易的な検査での結果でした。

そのため、後追いの確認になるかもしれないけれどきちんとした骨密度を測っておこう、と骨塩定量検査をすることになりました。

この検査では腰椎と大腿骨頸部(太ももの付け根の部分)、2箇所の骨密度を測定したのですが、結果として骨がスカスカ、ひどい骨粗しょう症であったことが分かりました。

太もも付け根部分で同年代データの70%くらい、腰椎にいたっては50%くらいの骨密度しかありませんでした。

80%以下で骨密度が低い、70%以下になると骨粗しょう症という診断になるとのことですので、今回圧迫骨折をしてしまった腰椎に関してはまごうことなき骨粗しょう症ですね。

このため、まずは骨粗しょう症の治療として前回少しお話しした自己注射での薬剤投与を始めました。
二年間、毎日のことなのできちんと続くか心配ですが、今のところ大丈夫そうです。

あとは手術を考えるしても何にしても、この二年間の結果が出てから相談していくことになりました。

それにしても他の検査で何もそれらしきデータが出ていないのに、骨密度だけがとても低いという結果にちょっと納得いかないところもありますね。

「検査結果から見ても栄養状態も悪いわけではないし、まぁ、ちょっとお酒が多いかもね」とは先生のお言葉ですけども。

先生がおっしゃるには「もしかしたら先天的に骨が弱かったのかもしれない」とのことですが、骨折そのものが人生初でしたし、今までだってさんざん転んだりぶつけたりしていましたから、今回はほんとに打ち所が悪かったのかな。

これからどうなっちゃうのか、いろいろ考えてしまいますが、なってしまったことを嘆いてもどうしようもないので開き直っていきたいと思います。

身体も動かしていかないとどんどん動けなくなりそうだし、背中もどんどん曲がっていきそうで怖いので、少しずつストレッチなど始めてみます。

 江東区扇橋にあるお寺
 浄土真宗本願寺派 西岸寺(さいがんじ)