肉月+要(かなめ)=

こんにちは、副住職です。

腰をやってしまいました。

昨日の夕方、車で買い物に出かけたのですが、帰ってきて、駐車場で車を降り、両手に荷物(お弁当や食べもの)を持ち、その状態で駐車場の階段を降りていたのです。

階段を降りきった最後のところで、ちょっと段差かなにかにつまずいて、「あ、やばい、お弁当が!!」と思ってバランスをとろうとしたら、そのまますごい勢いで転んでしまいました。

腰から背中をおもいっきりコンクリートに打ち付けてしまい、「ぅぐぅう」と変な声が出ました。

なんとか四つん這いに起き上がってお弁当を確認したところ、お弁当のほうもなんとか無事。

「はぁ、よかった~」とほっとしたのもつかの間、ビリビリビリ!と強烈な痛みが腰と背中を走り、そのまま動けなくなってしまいました。

「やばい、これはピンチ! 腰とか背中だし、骨とかダメージあったらどうしよう!」

そんなこと考えてたら、なんだか貧血みたいなめまいもするし吐き気も少しする。

頭を打った覚えはないのですが、よけいに不安になります。

なんとかスマホを取りだして、先に帰っていた奥さんに電話して「転んじゃった!動けないので助けにきて」と助けを求めました。

なんとか立たせてもらって、やっとのことでなんとか帰宅するも、しばらくしても痛みはひどくなるばかり、めまい、吐き気も収まらない。

腰は身体の「要(かなめ)」ですから、なにかあったら一大事。

ということで、タクシーで近くの救急に行きました。

休日夜の救急外来はとても混んでいましたが、1時間ほどで順番がきました。

先生に経緯と症状をひととおり説明すると「背中を強打すると内臓がダメージを受けることもある」とのことで出血などがないかエコー検査での確認と、骨折していないかの確認のためにレントゲンを撮りました。

この時点ではもうひとつひとつの動きのたびに痛くて、骨にひびでも入っていたらどうしようと思っていました、が、エコー検査、レントゲンでの所見も「とくに異常は見られない」とのことで一安心です。

痛み止めと湿布を処方していただいて帰ってきて、さっそく痛み止めを飲んで湿布を貼ったら少し落ち着きました。

めまいや吐き気もだんだん収まってきましたが、背中を強く打ったりすると一時的でも内臓がダメージを受けて、そういったことはあるようです。

それにしても、腰はまさに「要」ですね。

なにをやるにしても痛くて、まさに身体の中心であることを実感しました。

しばらくは不自由な生活になりそうです。

今週末はまたご法事がありますので、それまでに痛みも落ち着いてくれるといいのですが。

いざというときの身のこなしが衰えてきているようで、それもショックでした。

普段からもう少し身体を動かしておかないとダメですね。

 江東区扇橋にあるお寺
 浄土真宗本願寺派 西岸寺(さいがんじ)