知ってもらえるように

こんにちは、副住職です。

私はいろいろなお寺のホームページを見たり、ブログを読んだりするのが好きなのですが、その中でも毎日のようにチェックしているお寺がいくつかあります。

中でも文京区にある稱名寺さんのホームページは内容の質、更新頻度の量、ともにずば抜けていて大好きなのです。
ホームページの運営は副住職が担当されています。
とても勉強熱心で教学への造詣も深く、勉強会などを企画してみ教えを弘めていく活動にも力を入れていて、本当に尊敬しているお坊さんのひとりです。

先日、いつものようにホームページを見にいくと、なんと当寺のホームページをご紹介くださっていました。
ひょっとしたら稱名寺さんのホームページから訪問してくださった方もいらっしゃるかもしれませんね。
ありがとうございます。

さて、私もこうしてお寺のホームページを作ったりして、情報を発信していきたいと思いつつ運営をしているのですが、まだまだ更新頻度が低くて、まめに更新されているホームページを見ると素晴らしいなぁと素直に思います。
そもそもなぜホームページを作ったのかを振り返ってみると、やはり「ここにお寺があること」そして「そこにいるお坊さんはこんな人ですよ」ということを知っていただけたらいいな、という思いからです。

ご縁をいただいく場合、葬儀であれば葬儀社を介してのご縁であったりしますし、もちろん以前からお付き合いいただいている方々のお参りなど、いろいろなケースがありますが、今までご縁の無かった方がご自身でネットや電話帳などでお寺を探してくださって連絡をくださったりもします。

その場合はお参りのときに初めてお目にかかることになるわけですが、お参りの中でこんなことをお話しくださる方が多いのです。

「(今までご縁が無かったので)どこにお寺があるかが分からなかった」
「(電話で事前に少し話しはするものの)当日、どんなお坊さんが来てくれるのか、不安だった」

このようなことをほとんど皆さんお話しくださいます。

初めての場所に電話をかけるだけでも相当な勇気がいったことと思いますし、ましてや、それがお寺という普段まったく意識していない場所であれば尚更だったと思います。
そして、勇気を出して電話をしても、当日にどんなお坊さんが来るのか心配というのも本当によく分かります。

そういった方々がお寺を探したいときに、こういったホームページがあることで少しでも手助けができれば、これほど嬉しいことはありません。
そして、ホームページを見ても、どんなお坊さんがいるのかまではなかなか分かりにくいですよね。
写真やプロフィールだけでは人柄まで伝えるのは難しい。
そこで、私としては、この「西岸寺通信」では(副住職である私のことが中心ではありますが)西岸寺にいるお坊さんはいつもどんなことを思い考えているのか、どんなことが好きであったり嫌いであったり、どんな生活をしていて、つまりはどんな人間なのかをお伝えできれば、と思っています。

ここを見て、少しでもお寺やお坊さんに対しての心配ごとを減らしていただけたら嬉しいです。

仏教のことや阿弥陀さまのお話しも、もちろんしていきますが、ひとまず稱名寺さんのホームページにお任せしたいと思います。
横内副住職、よろしくお願いいたします!

 江東区扇橋にあるお寺
 浄土真宗本願寺派 西岸寺(さいがんじ)