ひとつの要素に過ぎない

こんにちは、副住職です。

ここのところ続けている「出偶えた喜び」シリーズですが、これは終わりまで書いたものを小出しにしているわけではなく、そのときそのときで、思い出しながら考えながら書いています。

そしてある程度のボリュームになったら更新するようにしているのですが、なんだかまとまりのないものになってきている気がしますので、もう少し簡潔にまとめていきたいと思います!
そうしないとシリーズが終わらないですしね・・・。
肝心の「出偶えた喜び」をお話しする前に力尽きそうです。

ところで話しは変わりますが、骨折してからというもの、通勤中の電車の中ではずっとどこかにつかまっていないと立っていられないので、本がとても読みにくくなってしまったこともあって読書から遠ざかっています。

でも、なんだか最近また読書欲が高まってきました。
あまり読書するほうではないのですが、たまにそういう時があります。
みなさんはいかがでしょうか。

そんな感じなので、何か面白そうな本がないかな~と探してみたところ、何冊か読んでみたいのがありましたので、備忘録的にここにも書いておきたいと思います。

『死にゆく患者(ひと)と、どう話すか(著者: 國頭英夫 発行日:2016年10月24日 出版社:医学書院)』

『読みたいことを、書けばいい。 人生が変わるシンプルな文章術(著者:田中泰延 発行日:2019年6月13日 出版社:ダイヤモンド社)』

『起業のファイナンス増補改訂版(著者:磯崎哲也 発行日:2015年1月16日 出版社:日本実業出版社)』

『徹底的に考えてリノベをしたら、みんなに伝えたくなった50のこと(著者:ちきりん 発行日:2019年4月4日 出版社:ダイヤモンド社)』

『アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る(著者:藤井保文、尾原和啓 発行日:2019年3月23日 出版社:日経BP)』

こんなところです。

意識しないで選んだのですが、意外と偏りがないですね。

いずれの本もちょっと書評を見たり、出版社の紹介文やタイトルで選んでいるので、まだ読んでいないのですが、『アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る』はAmazonをちょっと見てみたら、経営戦略部門の売れ筋ランキング1位になっていました。

この本は「オフラインのない時代に生き残る」というキーワードだけで惹きつけられました。

オンラインとオフライン、ネットワーク、というかインターネットにつながっているか、いないか、ということで考えてみると、私たちは今まさに常にオンラインで生きています。

ちょっと考えてみても、私たちはスマートフォンや携帯電話を持っていることで常にインターネットにつながっている状態、まさに文字どおり常時接続していることに気がつきます。

その手の中の端末を使って、買い物はAmazonで、Googleマップで行き先を調べ、Facebookで近況報告、LINEで雑談、TwitterやInstagramで今何が流行っているのかを知ったり。

IoT=Internet of Things、モノのインターネットといわれるように、すべての物や情報がものすごい速さでインターネット上でやりとりされ、相互に関係しあっています。
そして今では私たちもその要素の中のひとつに過ぎないのではないでしょうか。

まさに「オフラインのない時代」、私たちはオンラインなくしては生きていけなくなっているように思います。

そういった「時代」の中にあって、これからのお寺もどうやって活動していくべきか、考えていかなければいけませんね。

 江東区扇橋にあるお寺
 浄土真宗本願寺派 西岸寺(さいがんじ)