データ化する世界で

こんにちは、副住職です。

毎日、本当に暑いですね。。。

そんな中、先々週くらいに、本当に何年ぶりかと思うほどのひどい風邪をひいてしまい、寝込んでしまいました。
熱は出るし、一週間ほどは食欲もまったく無くなってしまい、とても身体が重く感じて辛かったですね。
今週になってようやく食欲も戻ってきました。

真夏に風邪をひくというのもなにか違和感ありますが、だんだん抵抗力も落ちているのですかね。

みなさんくれぐれも体調にはお気を付けください。

先日の読みたい本に挙げた『アフターデジタル』を購入しました。
まだ手元にきたばかりなのですが、少しずつ読み進めていて、かなり興味深い内容で面白いです。

中国のある企業のサービスが実例として書かれているのですが、そのビジネスモデルがすごい。

中国ではオンライン決済が非常に浸透していて、そしてオンライン決済は基本的にリアルな存在である個人に紐づいています。

すべてがオンラインでやりとりされること、そして、このオンライン決済による紐づけ、これらが組み合わさることで何が起こるかというと、その個人の購買履歴やサービス利用状況(いつ、どこで、どのくらいの頻度で、どのくらいの金額で、なにを買ったのか、どんなサービスを使ったのか)がすべてデータとして可視化されます。

企業はこの個々人のデータを活用することで、次にどのタイミングで何が必要なのかを解析しアプローチしていくことで顧客との接点を増やして、次の購買やサービス利用につなげていくのです。

すごく簡単にざっくりと書いてしまっているので「どういうこと??」と思われた方はぜび本書を読んでいただきたいのですが、まさに前回の更新でお話ししたように

IoT=Internet of Things、モノのインターネットといわれるように、すべての物や情報がものすごい速さでインターネット上でやりとりされ、相互に関係しあっています。
そして今では私たちもその要素の中のひとつに過ぎないのではないでしょうか。

このことを実感する内容です。
おすすめです。

 江東区扇橋にあるお寺
 浄土真宗本願寺派 西岸寺(さいがんじ)